5月 1st, 2012 at 5:51 AM
団塊世代の退職とその影響
先日私の祖父が定年(と言っても一般的な65歳ではなく、少し長いこと勤めていたので結局70歳になっていましたが)を迎え、そのお祝いのパーティーをしました。盆栽が趣味だったので、新しい鋏をプレゼントしたら、祖父にしては珍しく目を少しうるませてありがとう、と言っていたのが強く印象に残りました。これからも、少しでも長生きして、もう少しでも孝行させて欲しいものだと思ったものです。 さて、私の祖父に限らず、超高齢化社会と言われて久しい世間では、いわゆる団塊の世代が定年を迎え、多くの退職者が発生したと発表がありましたが、それにともない、年金受給者も同じくらいに増えたことになります。統計局の発表によると、65歳以上人口を男女別に見て、男性は1026万人(男性人口の16.5%)で、初めての1000万人超え。女性は1405万人(女性人口の21.5%)で男性の1.5倍近くに達したようです。これは65歳「以上」の数字なので、定年に達した人数が女性の方が多いという訳ではなく、平均寿命が女性の方が多いことに起因する調査結果です。何より注目すべきはそれぞれの割合です。男性でも16.5%、女性は21.5%という数字はかなり多いと言わざるを得ません。年金で度々話題になる、「労働者何人で高齢者一人支えることになるか」という疑問はこの数字を元に算出されます。しかも、この数値からさらに学生や幼児といった、非労働者の人数も考慮するので、さらに国民一人あたりの負担は増加します。そういった国民は高齢者だけでなく、その他の家族も支える必要があるため、実際の負担はさらに大きなものとなります。この高齢化問題に関して、政府レベルでの対策が議論されていますが、解決はまだまだ先の話になりそうです。